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待つことは偉大な仕事

よく、待った方がいいと言われて、何もしないでいていいんですか?と言われる方がありますが、「待つ」ことはとても難しい偉大な仕事なのです。

誰にでも分かる重い病気で子どもが動けない時、周りの大人は身の回りの世話をしたり、食事を作ってやったりと、甲斐甲斐しく働いて、愛する子どもが少しずつ元気になるのを楽しみに、看病することができます。

病気の子どもも、今動けないことを誰からも責められないので、ゆっくり療養して、早く病気を治して飛び回れるようになりたいと、治療も積極的に受けると思います。

それなのに、不登校で休んでいると、周りの大人も本人も、ゆっくり療養することができません。どうしてでしょうかね。

一つには、見た目が元気そうだからかな?
それから、これといった特効薬がない。本当は「穏やかな気持ちで子どもを信じて待つ」のが一番の薬なのですけど。

そうなのです。また元に戻りますけど、そうやって待っているのが何もしていないように思えて不安なのですよね。

えーと、どう説明すれば・・・

多くの経験者が言っているのです「そっとしといて欲しかった」と。私はそれが実感としてよく分かります。特に中学生くらいの不登校の子は、とても色んなことを考えていると思います。頭が疲れ切っている場合がほとんどです。そんな時は、私も経験がありますけど、たわいない質問に答えるのも、とてもエネルギーがいるのです。そんな時でも、表面は普通に見えています。

そしてまた、身近な保護者も、異常事態に頭は子どものことで一杯になっていますから、どんなアドバイスもなかなか入っていきません。もどかしい限りです。

そんな時は、何かしてやろうという気持ちを捨てることです。これはとても難しいことですから、これをすることが、大きな仕事だと思ってください。「何もしてやれない」ではなくて「直接には何もしなくても、穏やかな気持ちで、優しい空気をつくって待つ」という偉大な仕事をしていると思われたらどうでしょうか。それはまるで修業のような毎日かもしれませんね。

本当に穏やかな気持ちになれたら、待っている方も待たれている方も楽ですよ。何度も言いますけど、不登校は悪いことではありません。不登校になる子も、悪い、弱い子ではありません。どの子もみんなまともな、素敵な子です。
だって、いてもたってもいられなくなる位、愛されている子だから。 
 
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[ 2014/10/14 ] つぶやき | TB(0) | CM(0)

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